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2025/11/11 UP 思春期の子どもがいる家づくり

【思春期の子どもがいる家づくり】

――親の“ちょうどいい距離感”を間取りでつくる――

子どもが中学生や高校生になると、
これまでの家が手狭に感じて新築を考えるご家庭も多いでしょう。

しかし、家が広くなると“家族の距離”まで広がってしまうことも。
今回は、思春期の子どもがいるご家庭におすすめの間取りの工夫を紹介します。


① 玄関と階段は「目が届く場所」に

思春期の子どもは、親に見られたくない・干渉されたくないという気持ちが強いもの。
とはいえ、全く目が届かないのも心配ですよね。

そこでポイントになるのが、玄関と階段の位置です。

玄関は、リビングやダイニングなど家族の共有スペースから
自然に気配が感じられる場所に配置すると◎。

子どもが外出・帰宅するときに「おかえり」「いってらっしゃい」と
声をかけやすく、夜間の外出も防ぐことができます。

また、階段をリビング近くに設ける「リビング階段」もおすすめ。
2階の自室に行くときや飲み物を取りに降りてくるときなど、
ちょっとしたタイミングで会話が生まれます。


② 個室は“快適すぎない”がちょうどいい

子ども部屋が快適すぎると、
部屋にこもって親子の会話が減ってしまうことも。

広さは4〜6帖程度が目安です。
ベッドと勉強机を置いても十分な広さですが、
「居心地が良すぎない」ちょうどいいバランスになります。

また、テレビやネット回線などの配線も必要最低限に。
リビングで過ごす時間を自然と増やせるようにしましょう。

さらに、子ども部屋を親の寝室と同じ階に設けると、
生活音や気配でお互いを感じやすく安心です。
いちいち部屋をのぞかなくても、
「今、勉強してるな」「もう寝たかな」といった様子が伝わります。


③ 親子で共有できるスペースをつくる

リビングやダイニングなどの共有スペースは、
**「一緒に過ごしたくなる場所」**にするのがポイントです。

・家族で勉強や仕事ができるスタディコーナー
・テレビや映画を一緒に楽しむリビングシアター
・みんなで料理を楽しめるアイランドキッチン

など、家族のライフスタイルに合わせて工夫してみましょう。

料理が好きなご家庭なら、
キッチンとダイニングを近くに配置すると会話も弾みます。
「今日のごはん何?」なんて会話も自然と増えますよ。


まとめ

子どもが思春期を迎える時期の家づくりでは、
干渉しすぎず、距離を取りすぎずのバランスが大切です。

間取りの工夫ひとつで、
お互いが心地よく過ごせる関係を保つことができます。

子どもが成長し、巣立つまでの限られた時間を
家族みんなで楽しめるように、
ぜひ間取りづくりの段階から“家族の会話”を大切にしてみてください。


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