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2025/09/09 UP 🫧システムバスの浴槽の選び方 🛁

新築やリフォームの際、多くのお客様が取り入れるのが「システムバス」。
各メーカーから豊富なシリーズが登場し、デザイン性や機能性も年々進化しています。

浴槽や水栓金具、内装材などのアイテムを自由に組み合わせることで、個性あふれる浴室空間をつくることができます。
今回はその中でも「浴槽」に注目し、素材や形状、機能についてご紹介します。


【浴槽の主な素材】

システムバスの浴槽には、主に 人工大理石FRP(繊維強化プラスチック) が使われています。

  • 人工大理石
    アクリル系は透明感や光沢があり、高級感と耐久性に優れています。
    ポリエステル系は比較的リーズナブルで、天然石のような柔らかさと温かみが特徴です。
    どちらも表面がなめらかで汚れが落としやすく、お手入れがしやすい点も魅力です。

  • FRP
    樹脂にガラス繊維を混ぜた素材で、軽量で保温性もあり、コスト面でも取り入れやすいタイプです。
    最近では材質の改良も進み、耐久性や見た目も向上しています。

このほか、一部のメーカーでは鋳物ホーローやステンレスなどの特別仕様を扱っている場合もあります。


【カラーバリエーション】

浴槽のカラーも年々バリエーションが豊富に。
定番のホワイト・ベージュ・ピンク系に加え、落ち着いたブラックやブラウンなども選べるようになりました。
自然石のような質感や、縁部分だけ色を変えたデザインなどもあり、空間演出の幅が広がっています。


【形状の工夫】

システムバスの主流は、和洋折衷型。肩までしっかり浸かれつつ、足を伸ばしてリラックスできる形状です。
さらに最近は以下のような工夫も見られます。

  • ヘッドレストで頭を支え、快適に入浴できるタイプ

  • 寝湯のように足を伸ばせるタイプ

  • 半身浴ができるステップ付き浴槽

  • 子どもと向かい合って入れるデザイン

  • アームレスト付きで姿勢が安定するタイプ

「家族構成」や「入浴スタイル」によって選ぶポイントが変わってきます。


【癒し機能の進化】

入浴時間をさらに楽しめる機能も搭載可能です。

  • ジェット噴流で腰や背中をほぐす

  • マイクロバブルで肌をしっとり整える

  • 肩からお湯を浴びる“肩湯”機能

  • 照明を使った光の演出

一日の疲れを癒すバスタイムが、より特別な時間になります。


【断熱・節水性能】

最近では断熱材で浴槽を包み込んだ「高断熱浴槽」が標準的に。
追い焚きをしなくても数時間は温かさが持続するため、省エネ効果も期待できます。
また、ステップ付きや水量を抑えられる形状の浴槽を選べば、節水にもつながります。


【安全性への配慮】

浴室事故を防ぐために、滑り止め加工や手すり付きの浴槽も多数。
また、またぎやすい高さや腰掛けやすい縁など、安心して使える工夫が施されています。


【お手入れのしやすさ】

毎日使う浴槽だからこそ、お掃除のしやすさも大切です。

  • 汚れが付きにくい素材や表面加工

  • 継ぎ目のないデザイン

  • 排水口まわりをフラットにした構造

  • 自動洗浄機能付きのタイプ

お手入れ時間を短縮し、清潔なお風呂を保ちやすくなっています。


【まとめ】

近年のシステムバスの浴槽は、素材・形状・カラー・機能が豊富に揃い、心地よさと使い勝手が大きく向上しています。
標準仕様かオプション仕様かは商品シリーズによって異なるため、予算やライフスタイルに合わせて検討することが大切です。

そして何よりおすすめなのは、 ショールームで実際に浴槽に入ってみること
素材感や広さ、座り心地は体験して初めて分かります。

お風呂は毎日の疲れを癒す大切な場所。
ぜひご自身やご家族に合った浴槽を選んで、快適なバスタイムをお楽しみください。

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