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2025/12/02 UP 🔌コンセントプランのポイント💡

暮らしの中で、毎日欠かせない「コンセント」。
家づくりの打ち合わせでは、照明やスイッチとあわせて「電気配線計画」の中で検討していきます。

小さな設備に見えますが、実際に暮らし始めてから
「数が足りなかった」「家具の後ろに隠れて使いにくい」
といった声が多いのもこのコンセント。

配置や数の計画次第で、日々の使い勝手や快適さが大きく変わります。
今回は、そんな“コンセントプラン”を考える際のポイントをご紹介します。


■ コンセントの種類と特徴

コンセントには、用途や設置場所によってさまざまなタイプがあります。
それぞれの特徴を知っておくと、より暮らしやすい計画が立てられます。

  • ダブルコンセント
     もっとも一般的な2口タイプ。1口・3口タイプもあります。

  • マグネット式コンセント
     磁石で接続するタイプ。足を引っ掛けてもすぐ外れるので、小さなお子さんや高齢の方がいるご家庭に安心です。

  • 抜け止め式コンセント
     プラグを回さないと抜けない構造。パソコンやテレビなど、常に接続しておきたい機器におすすめです。

  • 扉(シャッター)付きコンセント
     差し込み口にシャッターが付いているタイプ。感電防止に役立ちます。

  • アース付コンセント
     漏電防止用。洗濯機や電子レンジなど、電力を多く使う家電に使用します。

  • アップコンセント(フロアコンセント)
     床面に設置するタイプ。ダイニングテーブル下に設けると、ホットプレートや鍋を使う時に便利です。

  • USBコンセント
     アダプタなしでスマートフォンやタブレットを充電可能。

  • マルチメディアコンセント
     電源・通信・情報をまとめたタイプ。テレビやネット環境を整える際に役立ちます。

  • 防水コンセント
     屋外用。ガーデニングやライトアップ、洗車などに活躍します。

  • EV・PHEV充電コンセント
     電気自動車の充電用。カーポートや門柱に組み込めるタイプもあります。


■ コンセントプランの考え方

●ポイント1:使用する家電をリストアップ

まずは、どの部屋でどんな家電を使うのかを書き出しましょう。
キッチン、リビング、洗面所、トイレ、屋外など、思った以上にコンセントを使う場所は多いものです。

キッチンでは冷蔵庫・電子レンジ・炊飯器・トースターなど。
リビングではテレビ・ルーター・掃除機・加湿器など。
このようにリスト化しておくと、必要な数が見えてきます。

●ポイント2:家具の配置や動線も考慮

家具やドアの開閉で隠れてしまう場所は避けましょう。
電気図面上で家具・家電・扉の位置を書き込み、動線に沿って配置を検討するのがコツです。

●ポイント3:高さや位置も大事

掃除機など頻繁に抜き差しするものは、少し高めの位置(床から40cm前後)に設置すると使いやすいです。
デスクまわりやベッド横などは、家具に合わせて70~90cm程度に設定するのが目安。

水まわりでは、水滴がかからない位置に設置しましょう。

●ポイント4:季節や将来の変化も想定

冬のヒーター、夏の扇風機、加湿器など、季節家電の使用場所も考えておくと安心。
また、将来的に子どもが成長したり、ペットを飼ったりするなど、暮らしの変化も見据えて少し多めに計画するのがおすすめです。

●ポイント5:機能付きタイプを上手に取り入れる

USB・マルチメディア・防水タイプなど、最近は機能付きコンセントも充実。
使う場所や目的に合わせて、最適なタイプを取り入れましょう。

ショールームやカタログで最新の製品をチェックしておくと、後悔のない選択ができます。


■ まとめ

コンセントは「数」と「位置」だけでなく、暮らし方に合わせた“使い勝手”が大切です。
図面上だけでなく、実際の生活シーンをイメージしながらプランニングしてみてください。

見た目には小さな設備ですが、
毎日の「ちょっとしたストレス」を減らし、快適な暮らしを支える大切な存在です。


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